どこかの会社に属していて、なおかつ副業で年間20万円以上稼いでいる場合は、自分で確定申告をしなければなりません。
私自身は、1年前に会社員でありながら自分で経理処理をして3月の確定申告に間に合うようにしました。
結果的に、何の問題もなく確定申告が終わりました。
ここでは、これから確定申告をしなければならないけれど、どうしていいのか解らない人向けにお話をします。
目次
年間20万円以上の雑所得の場合は確定申告が必要
1月1日から12月31日の間に、雑所得として副業のみで20万円以上を稼げた場合、絶対に確定申告をしなければなりません。
しかも会社任せではなく自分ですべてやる必要があります。
えっ、経理なんてやったことないしそもそも税金の仕組みなんて解らない!
そういう人は非常に多いのではないでしょうか。
大丈夫です、今はクラウド会計と言う初心者でも安心なアプリがありますから。
ですから、じゃんじゃん稼いでください。
会社で働いていると、10月頃に何やら緑色の紙を渡され記入をするように指示されたことは、何度もあるはずです。
これは年末調整をするためのもので、記入さえしてしまえばあとは勝手に会社がやってくれるわけです。
ですが、給与以外で20万円以上の雑所得がある場合はそれができません。
雑所得とは、クラウドソーシングで得たお金や、株式投資、オークション、フリマなど給料以外で稼いだものを表します。
ちなみに、私の場合は緑の紙を受け取る際に自分で確定申告をします、と伝えただけです。
特に用紙に記入することはありませんでした。

売上を忘れないためにも副業開始スグにクラウド会計をインストール
自分で正確な確定申告をするためには、売上をしっかり経理上に残さなければなりません。
これがいつの売上なのか、経費はいつ使ったのかが解らないと余計に多く税金を支払わなければならない可能性があります。
私は無事に確定申告は済みましたが、あとで数万円の追加税金支払いの催促が来ました・・・・。(経費処理がぜんぜんできていなかった)
そのため売上や経費処理を正しくすることで、余計な税金の負担を減らすこともできます。
そんな損をしないためにも、早くから会計ソフトを利用しなければなりません。
一昔前であれば、会計や簿記の経験がある人でないと経理処理は対応できませんでした。
ですが、今ではクラウド会計という初心者でもできてしまう会計ソフトが誕生したため、気軽に記帳できるようになりました。
ちなみに数あるなかでおすすめなクラウド会計は、マネーフォワードです。
マネーフォワードがおすすめな理由
クラウド会計でもいろいろありますが、なぜマネーフォワードがおすすめなのか。
それはランサーズなどの売上を自動的に処理してくれるからです。
ちなみに、クラウド会計で有名なfreeeにはその機能がありません。
つまり、クラウドソーシングをメインに仕事をしているのであれば、マネーフォワード一択ということです。
また、振込されるネットバンキングやクレジットカードを連携することができるため、知識がなくても使えます。
ボタンひとつで、売上高や売掛金、現金預金などを指定してくれます。
マネーフォワードで連携できるビジネス系は以下の通り(一部)
・クラウドワークス
・ランサーズ
・Amazon
・もしもアフィリエイト
・ASKUL
・楽天市場
・各種ネットバンキング
など、大半はマネーフォワードにしかできないんで、激アツです。
ちなみに、これらをfreeeなど他社クラウド会計で処理すると、全部手動でやらないといけないので注意しましょう。
とくに売掛金が発生するクラウドソーシングは、血管が切れそうなほどややこしくなりますよ。
マネーフォワードは1カ月間無料でお試しができる
とは言っても、クラウド会計なんて使ったことがない人がほとんどではないでしょうか。
そんなのにいきなり月額費用を払うのは抵抗があるはず。
そこでマネーフォワードは新規登録者に限りその日から1カ月間を無料で使うことができます。
1カ月が過ぎても勝手に課金されることもありませんので、ご安心ください。
副業の場合は個人事業主の枠になるため、以下のURLから登録することをおすすめします。
副業の経理処理で迷わないためには
月初にまとめてクラウド会計に入力
副業をしていると、いつ経理処理をするべきかを迷うはずです。
ですが、副業の場合は経費などの概念があまりないため、月初にまとめて入力すればOKです。
ランサーズやクラウドワークス中心の仕事であれば、マネーフォワードが自動的に処理してくれるため、まったく苦ではありません。
副業用は副業用で通帳をわけておく
普段利用している銀行の通帳と売上金額を一緒にしているケースがあります。
ダメなわけではありませんが、副業は副業用で通帳をわけておくとより経理処理がしやすくなります。
私の場合は楽天銀行を専用で作り、副業の売上はすべてそこに振込するようにしていました。
もちろん、マネーフォワードと楽天銀行を紐づけできるため。こちらも自動で処理してくれますよ。
どうしても困った時には税務署がアドバイスしてくれる
普段働いていると、税務署に経理の相談をしに行くことはできないと思います。
私自身もそうで、休憩時間などに電話問合せをしたものの、相談があるなら税務署に来てくださいとのこと。
平日働いているから無理無理・・・。
でも基本的にはマネーフォワードの説明通りに進み、解らないところもそのままにして確定申告の書類を提出しました。
後日、税務署から電話があり正しい確定申告の書き方を説明してくださり、質問の内容をもとに税務署が勝手に修正をしてくれました。
本当になんとかなるものなんですね。
まとめ
副業で大きく稼いでしまうと、絶対的に確定申告を自分でしなければなりません。
面倒だからと言って無視してしまうと追加で税金を支払うことにもなりますし、脱税により厳しく問い詰められることでしょう。
そうならないためにも、しっかり経理処理を行い税金を納めるようにしましょう。