あることがきっかけで、自分がうつ病ということを知りショックを受けました。
しかし、その考えとは裏腹に、身体は正直なものです。
仕事中は、つねに恐怖におびえ、身体が震える。
その結果、極端に委縮してしまい普段のコンディションが出せなくなってしまいました。
そのなかでも、ずっと強烈な不安におそわれる不安障害について、お話します。
目次
不安障害とは?
ひとは誰にだって不安というものは感じるものです。
しかし、その不安も問題が過ぎ去れば何も思わなくなるのではないでしょうか。
不安障害は、問題が過ぎ去っても理由なく強烈な不安が続いてしまう病気です。
また、適応障害とも言われストレスがもとになっている病気と言ってもいいでしょう。
たかが不安、と思ってしまうでしょうか、これがまたしんどい。
たとえば、誰かに24時間命を狙われていると想像したらどうでしょうか。
ものすごく怖いですし、逃げ場のない不安感にストレスを感じてしまうはず。
私の場合は、仕事でプレッシャーを感じてしまうと、起きている時間ずっと強烈な不安を感じてしまいます。
休日も、意味が解らないほどの不安が襲ってきます。
そうなっては、何をしても楽しくなくなってしまうということです。
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不安障害には種類がある
不安障害といっても、いくつかの種類があることをご存知でしたでしょうか。
不安障害が大ジャンルになり、細かい症状によってさらに分類されます。
社会不安障害
社会不安障害は、誰かと話したり、大勢の前で話すことができません。
ただ話すことができないだけならいいですが、やはり強烈な不安がつきまとってきます。
パニック障害
パニック障害は割と有名な病気ではないでしょうか。
この病気は、いきなり強烈な不安に襲われたり、息切れや目まいに繋がったりします。
また予期せぬときにひどい動悸が起きてしまうため、どうにかなってしまうのではないかと感じることも。
強迫性障害
何度も同じことを繰り返してしまう病気を、強迫性障害といいます。
例えば、外出するときにカギを閉めるのは当たり前です。
しかし、強迫性障害のひとの場合は、カギを閉めたのにも関わらず不安になり、再度カギを閉めたかどうかの確認をしてしまいます。
これが1~2回くらいであればいいですが、強迫性障害の場合は何度も何度も繰り返してしまいます。
ようするに、自分がした行動に対して不安に感じる病気ということです。
全般性不安障害
理由がわからずに常に不安と戦っている病気を、全般性不安障害と言います。
もはや仕事なのかプライベートが原因なのかが解りません。
見えない敵と戦っているようなものです。
適応障害
特定の事象に対して、ひどく恐怖や不安がついてくる病気を適応障害と言います。
私の場合は、この適応障害という診断をされました。
なんとなく強迫性障害以外はどれも似ていますが、微妙に違うということですね。
なぜ私が適応障害と診断されたのか。
それは仕事だけに恐怖や不安を覚えていたからからです。
不安障害でもなるべくクスリには頼らないこと
不安があまりにも強すぎる場合、もはや専門機関(病院)に任せるしかほかありません。
しかし、すべてお医者さんの言いなりになってしまうと、治るものも治らないことも。
私は、仕事を続けながらクスリを飲んでいましたが、キツイのなんの。
副作用の眠気がとくにヒドく、仕事中に何度落ちかけたことか。
しまいには座ってた椅子から滑り落ちて、変な騒ぎになったくらいです。
つまり、病院に行くということは正解ですが、しっかり今の状況を伝えてクスリに頼らない方法を取りましょう。
不安障害を克服するためには
私は、不安障害から抜け出し、平和な生活を過ごすことができていました。
なぜなら不安障害の原因でもあった会社を退職したからです。
そのときは次の仕事は決まっていませんでしたが、まえまえからしていた副業のおかげでなんとかなりました。
もし、不安障害と診断されたのであれば、迷わず退職するべきだと考えています。
なぜなら休職して治ったと思っても、復帰したら元に戻るからです。
だって、環境が変わるわけではないんですから・・・。
そこは恐れずに環境を変えて、まずはゆっくり休んでください。
もし、生活に不安があるのであれば、私のように副業をして少しでも生活の足しにするべきです。
副業でもがんばれば、月に10万円や20万円は稼ぐことができます。
仕事を退職する前に転職活動はしておくこと
とはいえ、だれもが副業できるような環境にあるわけではありません。
また、退職したからと言ってすぐに転職先が見つかるとも限りません。
そうなってしまうと、退職した後の不安が強くなってしまうことに。
そこでおすすめなのが、転職支援サービスを利用することです。
なぜなら、ひとりで転職活動をすると、情報不足によりブラック企業に入社してしまう可能性があるからです。
私も、ブラック企業に4回入社したので、もう二度と経験したくありません。
まとめ
不安が続けば体調を崩してしまうほどの、強烈な不安障害。
もし無理に働いているのであれば、今すぐにでも考え直してください。
無理しすぎて元の体に戻らなくなったら、余計にしんどいです。
私のように、いちど会社から離れてみて安心できる日常を過ごしてみてはいかがでしょうか。
遠回りのようでこれが近道です。